自分から声をかけた時点で負け。
あなたは「かっこいい!」「素敵だな!」と思う人が、
目の前にいたらどうしますか?
多くの人は遠くから見つめて、
アイコンタクトに気付いてもらうという方法をとるかもしれませんが、
積極的な人なら、声をかけるかもしれません。
しかし、自分から声かけた時点で、あなたは追う側になります。
いわゆる、「追う恋」というやつですね。
これまで「追う恋」をしてきた方はわかると思いますが、叶わないことが多いです。
なぜなら、追う恋では独りよがりになりやすいからです。
例えば、あなたから声をかけて、Aさんを好きになったとします。
Aさんとのメールのやりとりは楽しく、あなたはAさんをどんどん好きになっていきます。
そして、好きという気持ちが日増しに強くなっていくあなたは、
Aさんのことをもっと知りたい、もっと時間を共有したいと思うようになります
しかしながら、Aさんには、他に気になる人がいます。Bさんです。
Aさんはあなたに「Bさんのことが気になっている」ということは決して言いません。
追う恋をしていると、つい見落としてしまいがちですが、
あなたはAさんが他の人とも連絡を取っていること、気になる人がいるかもしれない、ということを忘れてしまいます。
そして、仕事などを理由に連絡が疎遠になっていくのを感じたあなたは、
つい焦ってしまい、何度もメールを送ってみたり、
SNSをチェックしてみたり、Aさんのことで頭がいっぱいになってしまいます。
そして、そんな言動を繰り返すあなたにAさんは辟易してしまいます。
当然です。
彼氏でもない人に束縛されて、喜ぶ人などいるのでしょうか。
そして、Aさんとの関わりが途絶えたあなたは、
「突然連絡が途絶えた」「あんなに仲良くしてたのに!」と
Aさんの悪口を言うようになります。
Aさんは何も悪くないのです。
あなたが独りよがりの恋愛をし、勝手に盛り上がった結果、
逃げられてしまったのです。
こういった経験をした方は多いのはないでしょうか?
私もあります。笑
つまり、自分から声をかけた時点で、こういった展開に陥りやすいのです。
なぜなら、あなたのほうが相手に対して、好きの度合いが強いから。
追う恋がいけないとは言いませんが、険しい道だということをお伝えしておきます。
男は、手に入りにくいモノ、手の届かないモノに対して、一生懸命努力して、
やっとの思いで勝ち取ったときに、幸せを感じる生き物です。
そんな男性の楽しみを奪ってはいけません。
こちらから声をかけて、
相手のチャレンジ精神が萎えさせてしまうような
無粋な真似はしないでおきましょう。
何もしなくても、男が寄ってくる。
それこそ、イイ女(ゲイ)だと思いませんか?